社長インタビュー

まずは現場管理や書類を扱えるようになるため、入社してすぐに現場を任せていただきました。

社員の皆さんからは「社長の後継者」として見られるわけですから、恥ずかしい姿を見せるわけにはいきません。とにかく早く、きちんと仕事を覚えなければと必死でした。

2004年、34歳で常務取締役に就任し、前社長の代わりに会議に出るなど、少しずつ経営のノウハウを学んでいき、2019年に社長に就任しました。

役員時代から会社の組織づくりには注力してきたものの、私が役員だった間に、数名の優秀な技術者が会社を去る選択をします。これは会社にとって大きな損失にほかならず、自分の力不足を感じる場面でもありました。1日でも早く、皆がより働きやすい環境を整えてあげたい、と強く思ったものです。

西森建設の強みは、直営で仕事ができるという点にあります。同業では、直営の実働部隊を保有していないケースが多く、外注せざるを得ません。また、中小企業では技術者が減って事業を存続するのも危ういところが多い中で、直営の実働部隊があり、一定数技術者を確保できている西森建設は、強い組織であると自負しています。今後、技術者をさらに増やせれば、もっと仕事を取りに行くことができるはず。今後は、採用にも力を入れ、より一層技術者の確保に乗り出していきたいと思います。

西森建設の経営理念は「社員一人一人の成長と進歩図り、その知識と技術力で地域社会の発展に貢献」するというもの。

そのための行動指針として、品質向上や安全意識の徹底などが定められており、これらに基づいた行動をすることで、お客様の満足度を高めていきます。

社会人になれば、生活の大部分の時間を、仕事をしている時間が占めます。だからこそ、仕事は楽しくなければもったいない。
辛い思いばかりしていれば、人生そのものがしんどくなってしまいます。

仕事を楽しむためには、やはり技術力と人間力を高めなければなりません。腕を磨き、自分で判断し動けるようになれば、責任は増えますがその分、仕事は自由に面白くなるでしょう。

会社としては、こうした力を養う手助けをする環境を提供していきたいと、常々思っています。

これからも「大自然が創り出す資源のまわりで大自然を守り、暮らしも守る仕事」を一丸となって行っていきましょう!